世の中甘くない

全国屈指のバイオ関連企業として知られた林原が2日、私的整理を断念し、会社更生法の適用申請に追い込まれた。技術面の評価は高かった半面、
非上場の同族企業のため、経営面で外部のチェックはほとんど入らなかった。この結果、不正経理問題が起き、私的整理に必要な金融機関の同意を取り付けられなかった。

 林原は、甘味料などに使われる糖質「トレハロース」や抗がん剤インターフェロン」を量産化するなどバイオ関連技術は傑出していた。
非上場のため、短期的な収益を求める株主に左右されず、長期的な研究投資を続けられた成果だった。


名前は良く知られてないが、優良企業の代表の様な林原が事実上の倒産にはびっくりです。本業自体はバイオ産業でもあり今後も成長可能な分野でのあるので
新しい買い手は直ぐに見つかるでしょうが、いくら本業が順調でもいつ何時会社が無くなってしまうので会社に頼らない努力が大切です