空炊きなんていわないで

東日本巨大地震で被害を受けた東京電力の福島第1原子力発電所2号機は14日午後、原子炉内の燃料棒全体が一時、冷却水上に露出した。冷却機能が失われ、燃料の過熱を防ぎ切れない状態が2〜3時間続いた。枝野幸男官房長官は夜の記者会見で燃料が溶ける炉心溶融の可能性が高いと説明。同1号機に続く深刻な事態に陥り、海水の注入後も水位は不安定だ。