ポイント待つか

鉢呂吉雄経済産業相は7日、省エネを促進するため「省エネポイント制度」(仮称)を導入する考えを明らかにした。11年度第3次補正予算に盛り込む方針。制度の詳細は今後詰めるが、LED電球などの省エネ商品の購入で、さらに省エネ商品と交換できるポイントが付与される仕組みが検討されている。予算規模は未定。

 鉢呂氏は東京都内で経済同友会の長谷川閑史代表幹事と会談後、記者団に「エコポイントは非常に国の事業として成功した」と指摘。「単に電力の供給をどうするかだけでなく、省エネは国民の関心も高く、需要面で大きな影響がある。省エネポイントのようなものを早急に検討することを長谷川代表幹事に伝えた」と述べた。【宮崎泰宏、野原大輔】