日の丸復活

フランスを訪問中の中国の胡錦濤国家主席は4日、サルコジ大統領と会談し、欧州航空機大手エアバスの旅客機102機の購入などの売買契約に調印した。
中国側によると、総額約200億ドル(約1兆6150億円)の取引となる。

胡主席は来年20カ国・地域(G20)首脳会合を主催するフランスの国際通貨システム改革への努力に支持を表明。
2008年のサルコジ大統領とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の会談などで悪化していた中仏関係は完全修復の形となった。
フランス大統領府によると、中国の各航空会社はエアバスのA320を50機、A330を42機、A350を10機、計140億ドルで購入。
また中国の電力グループはフランスの原子力大手アレバとの間で、ウラン燃料の今後10年間の供給契約を計35億ドルで結んだ。
フランスの石油大手トタル中国電力投資集団との間で、石炭をエチレン系の燃料に変える技術協力の契約を結んだ。
契約額は確定していないが、20億〜30億ドルになるとみられる。
両首脳は5日、フランス南東部ニースで再会談し、民生用原子炉や通信施設の売買契約で両国経済関係のさらなる緊密化を図る。

中国とフランスは昔から仲が良くライバルのボーイング社の787が新素材や新デザインで話題をさらっていますが、未だに不具合等発生しているので
エアバス製の旅客機を選択するのは当然の結果だと思います。
一時期は飛行機といえば米国製があたり前でしたが、最近は欧州製や南米製も小型機の分野ですが、幅を利かせています。

日本も負けずに航空産業に打ってでて欲しいものです。