今の時代は当たり前なのか

三菱電機の子会社、三菱電機インフォメーションシステムズ(東京・港)、
同社の業務システムを使う3つの公立図書館の利用者約3千人分の氏名や生年月日、住所、電話番号などの個人情報が流出したと発表した。
流出元は同社のシステムを販売する代理店のサーバーで、誤って外部からアクセスできる状態に設定されていた。

 同社によると、図書館利用者の個人情報流出があったのは、流出元の代理店がホームページを管理する宮崎県えびの市の2761人分。
ほかに三菱側が管理していた愛知県岡崎市の159人分、東京都中野区の51人分も漏れた。流出の確認は8月上旬。現時点で個人情報の悪用などの被害は確認されていない。

 岡崎市の図書館では今年3〜5月にシステム障害も発生。これを巡り、自作の検索プログラムで繰り返しアクセスした愛知県の男性が、
サイバー攻撃」と誤解され、愛知県警に業務妨害容疑で逮捕され、その後起訴猶予処分となった。同社はこの件も「システム仕様が原因だった」とした。

 男性は新着図書情報を取得するためアクセスしただけだった。同社は当初、
「システムに問題はない」と市側に説明していた。門脇三雄社長は「対応が早ければ(男性に)不快な思いをさせることはなかった。
誠意をもって対応したい」と謝罪、一連の問題について「根本原因は弊社にあり、再発防止策を講じたい」とした。


システムに携わっている人間としては「システムに問題はない」って言ってしまうのは分からなくもないですが、謝罪のタイミングを間違えると
こんな大事になってしまいます。但しなんでもかんでも謝ればいい訳でもなく、特に米国の様に謝る=負けを認める図式が成立されている場合
グローバルな企業は判断に困るのではないかと考えます。

しかし自作の検索プログラムをを使って「サイバー攻撃」攻撃と判断されるのは悲しい反面、疑われても仕方がないと思います。
李下に冠を正さずで生きて行きたいです。