早く本物が見たいです

防衛省は9日、今後10年程度の防衛力整備の基本となる新たな「防衛計画の大綱(防衛大綱)」で、陸上自衛隊の戦車数を現大綱(2004年策定)の「約600両」から200両削減し、「約400両」とする目標を、主要装備の目標数などを盛り込む「別表」に明記する方針を固めた。
 厳しい財政状況の中、南西諸島の防衛強化に予算や人員、装備を振り向ける狙いがある。

 「約400両」の目標が実現すれば、戦車本体だけで1000億円以上の歳出削減効果があるとみられている。戦車の目標数は、1995年策定の大綱に記された「約900両」からはおよそ半減となる。現状の戦車数は約790両で、政府内には、来週中の閣議決定を目指す新大綱で、一層の削減明記を求める声もある

陸の王者の戦車はWW2後、不要論、廃止論が冷戦を通じて議論されてきました。主要各国の中戦車(MBT)は1980年台に開発されて改良をし続けて使用している
国は殆どです。逆にいえばもう大草原で数千両がぶつかり合う大戦車戦は多分ないと思われます。

しかし、今回防衛省大綱は数のトリックがあります。各国が戦車開発をペンディングしている状態で日本は10式戦車(2010年度正式採用)のバリバリの
最新鋭機を今後補充してきます。テロや低強度紛争にはMTBの装甲はまだ有効です。