ボンドカー

スパイ映画「007」の初期シリーズで、主役のジェームズ・ボンドが運転した高級車が27日夜、ロンドンで競売に掛けられ、260万ポンド(3億3500万円)で落札された。

 この「ボンドカー」は英ブランド、アストン・マーチンのDB5。1960年代半ばに発表された「ゴールドフィンガー」「サンダーボール作戦」の両作品で使われた。車体は銀色。映画では脱出シートやマシンガン、防弾装置などを備えた“特別仕様車”とされており、その仕掛けも残されている。

 欧州メディアによると、69年に米国のラジオ局経営者が1万2千ドル(現在のレートで約98万円)で購入、所有していたが、慈善団体への寄付のため競売に掛けることに決めた。

 同じ映画で使われた同仕様の車はもう1台あるが、97年に米フロリダ州で盗まれたまま、行方不明になっている。

MINIもジャガーも外国に売却してしまい唯一英国の魂のアストン・マーチンですが、ドイツ車にはない気品と高級感が富裕層に再び
人気の様相です。自分も欲しい自動車の一台ですが、価格が地方のマンションを超えるのが玉に瑕です。

しかし、少なくとも高くでも絶対に買うクオリティな商品は、時が過ぎても価値は下がらない証明にもなります。