上海万博終了

史上最多の二百四十六の国・国際機関が参加し中国で初めて開催された国際博覧会、上海万博は三十一日、閉幕した。
来場者も万博史上最多の約七千三百十万人に達した。温家宝首相は同日の閉幕フォーラムで、
「多くの新記録を作り、真に世界の人々の団結を実現した」などと演説し、上海万博の成功を誇示した。

 温首相は「万博の成功で、中国は平和的な発展への決意をあらためて固めた」と強調。
百八十四日間、毎日入場した山田外美代さん(61)=愛知県=や、万博を彩った催しとして「能」を紹介し、
日中関係に配慮する姿勢を示した。

 フォーラムには国連の潘基文事務総長や各国から首脳級の政治家らが出席。
日本からは民主党細野豪志前幹事長代理と大阪府橋下徹知事が参加した。

 同日、上海万博のテーマ「より良い都市、より良い生活」に基づき、持続可能な都市の発展に努力する
「上海宣言」も採択。夜には、二〇一五年のイタリア・ミラノ万博関係者らが加わり閉幕式が行われた。



当初予想された混乱は中国の威信で人海戦術を使って多数の警官隊を使って押さえ込みに成功し、来場者数も
企業や学校に半ば強制とも言える形で来場させたおかけで、今まで最多だった大阪万博超えを果たしました。

一方、貧富の格差は日本以上に広がっており、煌びやかな万博会場の近くで、家族が狭いあばら屋にに寄り添って
暮らしているのも事実です。
そういった方々の不満の窓口を日本に向けさせない様にせつに願います。