トータルリコール

トヨタ自動車は二十六日、燃料漏れの恐れがあるとして、ミニバン「ノア」「ヴォクシー」など十九車種計百二十七万七千三百九十台(二〇〇〇年五月〜〇九年八月生産)のリコール(無料の回収・修理)を国土交通省に届け出た。

 海外でも計約四十一万一千台のリコールを実施し、国内外で計約百七十万台を対象とする。事故の報告はないという。

 リコール費用は国内外で数百億円に上るとみられる。トヨタはリコールに備えた引当金で対応する方針だが、財務への悪影響も懸念される。
トヨタは、〇九年から一〇年にかけて看板車「プリウス」なども含めてリコールなどが相次ぎ、対象台数は世界で延べ一千万台超に上った。

ミニバンは売れ筋である上の車の性格上大人数が乗ることが多いので、事故が発生した場合影響度が高いと考えリコールはしかたないと思います。
去年米国でプリウス暴走事件があり、やっとひきついてついた状態でまた大きな打撃となってしまう事故です。
リコールの様な小さな歪はメーカーの大小に関係なく発表されるのが最近の傾向だと思います。いろんな技術が発展して事故につながる様な
昔にくらべ自動車の故障やトラブルは確実に減ってはいますが、メーカーにとっては痛し痒しな状態が続きます。