1日だけでも厳しいのみ

政府の被災者生活支援特別対策本部は15日、東日本大震災で岩手、宮城、福島各県に設けられた全1047避難所に対する第1回生活環境調査の結果を公表した。回答があった323避難所のうち、5%に当たる16カ所は震災から入浴の機会が一度もなく、47%に当たる151カ所は替えの下着がなかったり洗濯ができない状態だった。
 対策本部は調査に答えた避難所の11%に当たる36カ所は、生活環境が総合的に「著しく厳しい」または「厳しい」とみている。